今年は多くの生徒が高等部でも継続して通っているが、生徒たちの様子を見ていると、「なるほどな」と思うところが多い。
まず、物理的に勉強をするしかない環境がある。
自分史上最高の学力で進んだ学校でも、ついていくにはそれぞれが日々勉強し続けることを要求される。
休むこと＝ついていくことを諦めることくらいの緊張感と切迫感がある。
彼らのプライドが努力をやめさせず、日々の負荷が彼らをより成長させる。
そして、周りの友人たちの意識が高い。
量が多く、難度が高いからといって、「勉強はもう放っておいて遊ぼうぜ」とはならない。
あくまで「遊ぶならやることをやって堂々と遊ぼうぜ」なのだと思う。
偏差値が高ければ高いほど良いとは思わないし、それぞれの子に合う道は必ずある。
でも、この環境で高校生活を過ごせるなら、一つでも上を目指すことに大いに価値があるように感じる。
