３月２４日で湊は４周年を迎えた。
昨年は大学生講師がケーキを用意してくれたのだが今年は無く、「愛社精神が薄いなぁ」なんて冗談を飛ばせるほど、今いる講師たちとは良い関係が結べている。少し遅くなったが明日にささやかなパーティーをしよう。
もちろん、その関係はそのまま目の前の生徒たちに良い影響を与える。かと思えば、講師間のグループLINEでは、大学生とはおよそ信じがたい当事者としての意見や提案が飛び交う。大学生たちの若さ、そして力は偉大だ。こちらがしっかりと任せきれば、彼らはいくらでも力を発揮する。最長４ヶ月にも及ぶ研修を重ねたうちの大学生たちは私の１７年の歴でも圧倒的に強い。
目標としていた３年目での堀川探求は、遠いからの理由で実現しなかったが代わりに洛南空が実現された。さらに、あの生徒、あの学年が一年中、土日も休まずに頑張った姿が確固たる文化となり、毎年受験生は一年中「一心」であることが当たり前になった。個々が最大限まで伸ばした学ぶ力を高校で遺憾なく振るっている。
今年はそれこそ１０年に一度の奇跡的な結果を残す学年になることは間違い無い。それを再来年以降に継続できるかが次の湊の挑戦になる。
頑張りたい生徒は誰でも受け入れ、各生徒の伸びるところまでは必ず伸ばす。この地域の一人でも多くの生徒の可能性を広げ、この地域の教育に貢献する。
５年目を迎えても、湊の目指すことは変わらない。少しずつ挑戦し進化しながら、目の前の小さなことを決しておろそかにせず、気の置けないメンバーとともに５年目に臨む。
