毎年、何故か、友だちの宿題を手伝ってあげたり、授業内容を逐一教えてあげたりする子がいます。
この子は自分ではできないから、友だちの私が助けてあげなきゃというところでしょうか。
その結果、友だちが「最後は助けてもらえるから授業を聞かなくていい」「自分で管理しなくてもいい」となっていることに気付けていません。
どれだけ仲が良くても一生側にいることはできません。
それどころか、すぐ目の前の高校でさえもう別々の道を歩むのです。
高校に行ったあと、教室でずっと何もできずにいる友だちを想像してみましょう。
親子でも一緒ですね。
我が子を思うあまりスポイルしてしまっていませんか。
本来その子自身がすべきで、今その子にさせていれば数年後に身を助けることを奪っていませんか。
そうしてしまっていないか普段から気をつけたいところです。