映像授業や演習コーチング型の授業が溢れる中、私たちは人から人への直接的な指導にこだわります。授業内外での生徒の細かな言動に目を配り、理解度や進捗を確認し、日々の生活や背景を想像し、一人一人の成長を考え、最適な指導を行う。それは、その子を目の前で見て、数多くのやりとりを交わす中でしか実現できないことだと考えます。プリントを渡して解かせることや、一方向の映像授業で成長できるのは、成長できるのは力を持った生徒に限られます。湊-みなと-は成長したいと頑張る全ての生徒を応援するために存在します。そのため、細かな部分に目を配り、生徒とのやり取りの中で成長を促すことができる直接指導を指導の柱とします。
中高生が必死に頑張る部活動を想像してみて下さい。本番で力を発揮するのは毎日の血のにじむような素振りであり、繰り返しのシュート練習ではないでしょうか。湊-みなと-は『量』から入ります。生徒たちは、量をこなす中でより良い方法に気付き、勉強の仕方を洗練させ、限られた時間内での勉強の質を上げていきます。その過程は、最初から質を求める勉強では決して経験できない部分です。「楽をして成績を上げたい」という気持ちもよくわかります。しかし、楽をして得られるものはそれ相応のものに過ぎません。質の高い勉強ができるようになるまでには多くの階段があり、心から望む結果に到達するにはそれに見合う努力が必要です。
子どもたちにとって本当に必要な力とは何でしょうか。それは、まぎれもなく「自分で学び、自分を成長させられる力」です。目標を立て、計画し、実行し、改善していく、この「自学力」とも呼べる一連の流れを習得することを学力向上と並ぶ湊の目標とします。塾側主導の勉強で高校入試を乗り越えられたとして、この自己成長につながる一連の流れを身に付けなければ、いつまでも受け身の学習から抜け出すことはできません。湊-みなと-では手取り足取りで教えることはありません。だからといって決して放置はしません。どのように目標を立て、計画し、実行し、改善していくかを伝え、共に考えていきます。そして、生徒一人一人が自ら能動的に進んでいけるように指導していきます。