今週末の日曜日から高3生たちは公募推薦入試に臨む。
この日に向けて長時間、長期間やってきたのだが、やればやるほどまだまだ足りない自分に気付かされ、それに対する残り時間の少なさに心折れそうになりながら、また歯を食いしばって前を向き机に向かう。
時折後悔の念が頭をもたげる。
毎年毎年、もう二十年近くこの光景を見てきたが、今年も変わらず心が締め付けられる。
余裕で合格なんて生徒は一人もいない。
挑戦するからこそ不安になり、挑戦するからこそ人は成長する。
どんな結果になっても、毎日を始めたときの自分より成長していて、あとときの自分には確実に克った。
今持てる力を、今持てるだけ、全て出し切ってほしい。

