6年前の生徒から不意に連絡があって、人生の大きな選択に関して相談を受けた。
実際には私が二十代のときに初めて授業を担当して5年で大学生になり、そこから6年だから11年か。
私が彼女の年齢ならどのような選択をするか、今だからわかるその選択の先にあるもの伝えた。
昨日は公民の授業があり、ちょうど経済に入ったので保険やら税やらクレジットの話をした。
どのくらいの税金を納めるのか、知らなかったために社会に出てから失敗したことと、それから得た教訓を伝えた。
自らの経験から得た知識や知恵、知見以上のことを伝えることはできない。
それを増やすために大人も日々学びが必要である。
今の自分がそれぞれの年齢に戻ったとしたら、将来に向けて何を知りたいかを考えて伝えられればと思う。