昨年、静岡の高校を受験した生徒のお母さまからふと連絡があった。
まだ公式LINEで繋がっていて、何枚かの画像付きの近況報告が送られてきた。
元気でやっているのが一目でわかる笑顔で彼女は写っている。
私は何て返したら良いのか一瞬戸惑ったあと、当たり障りの無い返事をする。
通塾いただいていたときと比べて少し冷たい感じを与えたかもしれない。
でもね、お母さん。
本当は、メッセージをいただいた瞬間、心臓がドクンとなって、既読にするのに少し躊躇って、写真を見ればあのときの日々が溢れ出て、なんて返そうかをグルグル考えて返信してるんです。
車を運転しながらニンマリしてしまうほど嬉しいけれど、離れてからの月日があの頃よりも少し他人にしてしまっているんです。
これを機にまたあの日々をと願いながら、どうやっても戻れないから当たり障りの無い返事をするんです。
新しい生活の中で湊を思い出していただいたけること、とても有り難く光栄に思います。
会いにきてくれる元生徒たち、ご連絡いただける保護者の皆さま、ものすごく嬉しいです。
ありがとうございます。