学年を問わず自分の殻を破る瞬間の生徒がいる。
自分であれやこれやと試行錯誤して、失敗と反省を繰り返し挑戦している。
傍からみていると、まだまだ改善の余地があり「それ…」と声をかけそうになる。
そこでぐっと我慢して数秒黙って見守っていると、自分で気付いてやり方を変えた。
生徒は今、自分で頭を使って、どうすればもっとうまくやれるかを考えている。
本当にこの瞬間、目の前で自分の殻を破ろうとしている。
それはほんの一瞬の出来事。
気付かなければ、きっと急かしてこちらのやり方で押し切ってしまってた。
一番効率が良く最短の道だと思うものを示していた。
子どもが自分で選択できる機会を奪っていた。
これからも気付けるようによくよく子どもを見よう。