今日は、午後7時から高校生を交えての座談会を行う予定である。
どんな夏を過ごしたか、どんな生活をしていたかから、悩みや苦しみ、どうやってそれを克服したかまで、できるだけリアルな声を届けたいと思い、この時期の恒例行事にしてきた。
入った高校で生き生きと、しかし日々忙しく過ごしている先輩たちだからこそ、あんなに大変だと思っていた受験生の時間が高校に入るとどう見えるのか、反省や後悔も踏まえて、今の冷静な目であのときを振り返って話をしてくれるだろうと思う。
まとまった時間がとれる夏を目の前にしている今、受験生たちに少しの焦りを感じさせたいというのは正直ある。でも、それよりも、自分と同じ年齢だった先輩たちが、どれくらい真剣に、そして全身全霊で受験に向かっていたかの熱の部分を感じ取ってほしいと思う。そして、中途半端にではなく、全力で頑張ることに憧れてほしいと思う。
これから自分で進んでいくために、自分の中心にくすぶるものに火が付くきっかけになることを願う。