湊唯一の中学受験生に桜が咲いた。
同学年の子たちが皆、同じ小学校から中学校への進学を選ぶ中でよく自分の選択を変えなかったね。
公立中学に進む仲の良い塾生たちの中で、たった一人で毎日毎日よく頑張ってきたね。
やらなきゃって分かっていても、土曜日には来ない同級生を羨ましく思っただろうし、どうして私だけって思うときもあっただろう。
今だから言うけど、初めて授業を持ったときは「この子が中受をできるのだろうか」と思ったよ。
漢字一つ覚えるのでも随分と時間がかかっていたものね。
それが今は小学生の漢字はどんなに範囲を広げても全て書けるようになった。
合格ももちろん嬉しいけど、君ができることが増えたこと、君が中学校で活躍しているのが目に浮かぶことが何よりも嬉しい。
おめでとう。