新小6が熱い。
以前から中学生並みに自学にきて勉強していた学年だったが、最近はその自学が湊で教えていない理社にまで伸びてきた。
中3生の復習に使用しているテキストを前から進め、わからないところは置いてある漫画で補っている。
それでもわからないところは質問に来る。
そして納得して鼻息荒く席に戻る。
彼らを見ていると、勉強に早すぎることなんて無いし、やはり勉強の源は知りたいという欲なんだと気付かされる。
一向に進まない国語の授業で扱った心臓の話。
その晩、ご家庭の中で脳死まで話が及んだらしい。
そんな彼らを毎日見ている私は最近、彼らが帰ったあと中学生相手に自分が楽しむ授業を心がけている。
遠い昔、初めて何かを知ったときの驚きと喜び。
次の世代に知識を伝えることの喜びと楽しさ。
この感覚は久しく、そして嬉しい。
完全に小6生たちに教えられている。