やりとりが不足しがちな個別生たちとノート交換をしている。
前からは英単語、漢字練習や数学の計算などの自由帳、後ろからは毎日やったことを記録するノート。
毎日提出されるノートにはサインをして一言返すようにしている。
ほとんどの生徒が箇条書きでやったこと書いて提出するのだが、ただ一人だけメッセージを書き続けてくる生徒がいる。
その生徒は中1にしてほぼ毎日来ているからコミュニケーションが不足しているわけではない。
ほぼ毎回の休み時間には私のところにきて色々と話しかけてくる(忙しそうなときは一人でパズルをしている)
休み時間にしゃべるだけしゃべり倒した挙句にノートにも言いたいことがぎっしり書き込んでくる。
しかも、年齢差を考えずに好きな漫画やアニメの話を振ってくる(もちろん全てググってチェックする)
このノートを始めてみて気付いたこと。
本当は伝えたいことがたくさんあるんじゃないかということ。
忙しそうにしていたり、大人が遮ってしまって聞き取れていない声がどの子にもあるんじゃないかということ。
たまにはゆっくり時間をとって彼らの言いたいことに耳をすませてみようということ。
どんどん続けていこうということ。
やってみて良かった。